魔女と少女の茶会

  魔女と少女の茶会


「とうとう始まったな。魔法少女大戦という名の大規模儀式魔法が」

「そうですね師匠」

「あぁ。とりあえず複数人の人間の魂や、お前の作った変身魔法を改良した『ステッキ』あれは中々に使えるようだ。お前は昔から魔道具作成は得意だったからな。

今回の儀式の一部として採用してもらって良かったじゃないか」

「ありがとうございます。私紅茶淹れてきますね」

「あぁ頼むよ。」

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「どうぞ師匠。師匠は濃い目が好きですよね」

「あぁよく分かっているじゃないかバカ弟子。」

「それじゃあ。せっかくだからこの紅茶で乾杯しませんか師匠?」

「ん?別に構わないが。どうした。やっぱり緊張しているのか。まったく仕方の無い弟子だ。それじゃあ。乾杯」

「乾杯」

(二人同時に紅茶を飲む)

「やはりお前の淹れるおいしいな。いつもありg...ごふっ」

「やはり速攻で聞きますね。『魔女殺し』」

「な、なぜそれを貴様が持っている。私たち魔女を殺すためだけにカトリックどもが作ったその毒を!」

「大丈夫です師匠。師匠程の魔女なら死にはしませんよ。ただ、しばらく眠って貰って弱体化してもらうだけです」

「な、なぜ(ごふっ)こんなことを。バカ弟子ィィうっ」(意識を失う)

「すみません師匠。私はこの儀式を止めますよ。理由は....」

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